Up | 生保・損保の不払い問題 (「特約」商品) | 作成: 2006-08-03 更新: 2006-08-03 |
問題の構図はつぎのようになる: 法人化移行,大学は「特約」商品をいろいろ打ち出した。
「学生サービス」 「多様な入試方法」 「サテライト」 「遠隔授業」 「海外協力」 「特任教授」 等々 「特約」商品に対しては本来さまざまな異論が立ち得るが,実際の推移は,他のたいていの組織で見られるものと同じであった。すなわち:
言われたことを受け入れ, 新たに加わったこの仕事を務める (増える仕事量を甘受) 「特約」商品は,コストや犠牲的な仕事の無理が続かなくなるとき,「不払い」「契約不履行」の態に至る。 「特約」商品を打ち出す役割を自らに任じている者は,自分の役割に警戒と責任をもつ必要がある。そしてそのために,各商品の根拠・意義,コスト (含: 労働量) を,思考停止せずに,きちんと研究的スタンスで考察/計算し,そして独善に偏しないよう広く議論を展開する必要がある。 |