Up | IPCC 報告書公表 (2022-02-28) | 作成: 2022-03-03 更新: 2022-03-03 |
ひとはこの記事を読んで,そっくり真に受ける。 こういうことがいま起こっていると言われたら,ほんとうに起こっていると思う。 ひとは,「本当か?」という問いがあることを知らない。 こういうことがこの先起こると言われたら,ほんとうに起こると思う。 ひとは,「どうしてそうだとわかるのか?」「どんな計算をやっているのか?」という問いがあることを知らない。 「専門家」を全能者だと思ってしまうのである。 そしてひとは,国連を正義の砦かなんかのように思っている。 国連は,簡単に言えば,途上国に金を流すシステムである。 国の経済格差は国際不安のもとなので,こういうシステムが必要となる。 しかし金を流すときは,大義名分が要ることになっている。 「先進国の CO2 排出によって,途上国は深刻な被害」は,このようなものである。 「新型コロナワクチン」も,同様である。 「途上国に新型コロナワクチンを供与」は,ワクチンを詰めた包みを送れば済むわけではない。 ワクチンの管理と接種を可能にする施設/インフラと人材をつくらねばならない。 こうして,「ワクチン」名目で多額の金を流すことができる。 途上国に金を流すのに,大義名分は余計でしかない。 大義名分は,イデオロギーをつくるからである。 即ち,大義名分をつくるために,科学がねじ曲げられ,虚偽が事実に捏造されることになる。 今日,イデオロギーは,国連がこれの最大の作り手になっている。 なんとも面倒臭い限りである。 ということで,何を言っても無駄なのだが,「何を言っても無駄」を主題化することも生態学/科学のうちである。 「何を言っても無駄」事象に出遭ったら,できるだけサボらずに拾っておこう。 |
ひとは,この増加に対応する具合に地球温暖化が進行していると思っている。 しかし実際は,つぎのような具合である: ○ 北極海の氷の量 |
○ 日本の気温 |
斜め線に騙されないように。 これは,「統計の嘘」の類である。 直線近似する区間を変えれば,傾きが変わる: そもそも,寒冷期から始めれば,気温グラフが右上がりになるのは当たり前である。 そしてこの当たり前を踏まえるとき,つぎの「ヨーロッパの気温」は,そろそろ寒冷化の局面に入って行きそうにも見えないだろうか? ○ ヨーロッパの気温 |