1 |
下層雲の広がりの把握
湿域に対応して下層雲が広がっていることが多く、湿域の見られる地域では有視界飛行は難しいことが多い。
|
2 |
気温の解析
おおまかに、この高度帯の温度の+10℃が日平均、+15℃が日最高、+5℃が日最低程度となるが地域季節によりかなり異なるので、毎日見ることでどれくらいかを掴むことができるようになる。
|
3 |
風の解析
低気圧性の風向き:低気圧の発生の可能性
前線性の風向き:地上天気図の前線位置との対応を見比べる
30kt以上の強い南寄りの風:下層ジェットの存在
|
4 |
等温線の解析
前線に対応した等温線の間隔が狭い:前線が活発
等温線と前線が大きな角度で交差している:前線は消滅する
|
5 |
冬の雨・雪の判定
この高度で、-6℃程度以下、北日本では-3℃程度以下だと地上に降雪が見られるようになる。
|
6 |
地上の高気圧・低気圧との対応の確認
地上天気図にある気圧部が、850hPaでなくなっている:とても背の低い気圧部
|