Up 生育環境 作成: 2024-05-23
更新: 2024-05-23


    高潮線より少し上までは,波によって海水をかぶり、また海水が染み込んでおり、海水の影響が強いところになる。 ──この地帯を潮上帯という。
    海浜植物の生育場所は,潮上帯のさらに上の陸部ということになる。

    海浜植物の生育環境の特徴は:
    • 水が少ない
    • 日差しが強い
    • 風が強い
    • 背丈の低い草本は,葉や芽が砂に埋もれてしまうことが多い


      Wikipedia「海浜植物」から引用:
    海岸という、多くの高等植物の成育できない環境に生育可能なだけに、いろいろな特徴がある。
    水が少なく、日差しが強い場所であるので、葉が厚く、表面が固いものが多い。
    風が強いため、背が高くならず、這うものも多い。
    また、砂は風で移動しやすい。そのため葉や芽が砂に埋もれてしまうことが多いが、そのような場合には、あらためて茎が伸びて葉を砂の表面に出す。
    砂を掘ると、長い地下茎が砂の中を這っている訳である。