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HTML 文書のじょうずな書き方
作成: 1998-01-06
更新: 1998-10-11
HTML は,改行コードおよびタブコードを解釈しません。また,「スペース」も2つ以上つづく場合は,「スペース」一つの効果しかありません。
このことを利用して,読みやすい HTML 文書を書くことができます。
インデント(字下げ)の活用
HTML はタグ言語です。そして,タグ「xxxxx」の守備領域はつぎの形式で指定されます。
<xxxxx> ............... </xxxxx>
この守備領域の中には別のタグも入ってきます。実際,HTML 文書は,タグの「入れ篭」構造になっています。もっとも外側のタグは <html> ............... </html> です。
この「入れ篭」構造を,インデント(字下げ)を使って見やすくしましょう。「入れ篭」構造が複雑になる
リスト
や
表
の場合,インデントはひじょうに有効です。
インデントは,エディタでタブを入力してつくります。
<ul type=square>
<li>a1
<li>a2
<ul type=circle>
<li>b1
<li>b2
<ul type=disk>
<li>c1
<li>c2
</ul>
<li>b3
</ul>
<li>a3
</ul>
<table border=5>
<tr>
<td>a1</td>
<td>a2</td>
<td>a3</td>
</tr>
<tr>
<td>b1</td>
<td>b2</td>
<td>b3</td>
</tr>
</table>
注釈
HTML は,文字列 <!-- ............... --> を解釈しません。
これを利用して,注釈を書くことができます。
また,表現 .............. を <!-- ............... --> のように囲んでしまうことで,それを無効にすることができます。
将来復活して使うかも知れない表現は,削除してしまうのではなく,この方法で保存しておくと有利です。
雛形
ホームページ作成作業では,HTML 文書の雛形をつくってこれのコピーを使うようにすると,効率的でしょう。
実際,ホームページの作成になれてくると,HTML 文書を新規に作成することはまれで,ほとんどの場合つぎのようにして HTML 文書作成するようになるはずです:
既存の HTML 文書をコピーし,
その内容を書きかえる。
ほかのひとの作ったページから学ぶ
ブラウザのバーメニューの View から Page Source を選択すると,ブラウザに表示されているページの html ドキュメントがロードされます。