Up | English インタラクティブ・コンテンツ 作成: 2004-06-02
更新: 2005-06-09


最初は,ここに示す手順に厳格に従って作成してください。
過程を省くなどテキトーなやり方をすると,ゴールに到達できません。

  1. 全6フレームのインタラクティブ・ムービーを作成する。
    (右の隠しボタンのマウスクリックで,次のフレームに移動,左の隠しボタンのマウスクリックで前のフレームに移動)



  2. Flash を起動;「Flash ドキュメント」をクリック



  3. 作業ファイル名を「button.fla」とした。



  4. 第1フレームの画面が表示されている。これに文字「0」を書く。



  5. 隠しボタンにする長方形を描く(枠の色を無色に設定)。



  6. 左の長方形をボタンにする。

    これをマウスクリックで選択してから,「修正」→「シンボルに返還...」



    タイプを「ボタン」にして,名前をつける。
    前のフレームに戻るボタンなので「back」にした。



  7. このボタンを隠しボタンにする。

    ボタン(左の長方形)を選択し,ダブルクリックすると,ボタン表示設定のモードに変わる。
    ここで,「アップ」の下の黒いセルを「ヒット」に移動。



    「シーン1」をクリックして,ボタンの編集から抜ける。



    隠しボタンになったことが,水色で示される。



  8. ボタンのアクション (「マウスのクリックで前のフレームに移動」) を定義する。

    ボタンを選択した状態で,バーメニューの「ウィンドウ」から「プロパティ」を選択。
    「プロパティ」ウィンドウを開く。



    「プロパティ」ウィンドウの右端にある矢印アイコンをクリックして,アクション定義のウィンドウを開く。



    十字アイコンをクリックすると,関数の選択メニューが現れる。
    これをたどって,「on」を選択する。



    続いて「release」を選択 (ダブルクリック) する。



    さらに,十字アイコンをクリックし,つぎのようにたどって,「prevFrame」を選択する。



    これで,「マウスのクリックで前のフレームに移動」のアクションが定義された。



    アクション定義のウィンドウを閉じる。


  9. 右のボタンについても,同様の操作をする。

    名前は「next」にした。



    (左のボタンに対して行ったのと同じ操作をして) このボタンのアクションを「nextFrame()」に定義する。



    これで,右ボタンも完成:



  10. 各フレームでマウスクリックの待機状態をつくらねばならない。──これを,「フレームのアクション」として定義する。

    フレームを選択 (「1」をクリック):


    フレームを選択した状態で,バーメニューの「ウィンドウ」から「プロパティ」を選択。
    「プロパティ」ウィンドウを開く。



    「プロパティ」ウィンドウの右端にある矢印アイコンをクリックして,アクション定義のウィンドウを開く。


    アクションとして「stop」を選択:



  11. 第1フレームのコピーを,後続の5つのフレームに作成する。

    後続の5つのフレームすべてを選択する。

    バーメニューの「修正」からつぎのようにたどって,「空白キーフレームに変換」を実行する。



    第1フレームの内容を,後続の5つのフレームにコピーする:
    1. 第1フレームを選択して,「コピー」(← バーメニューの「編集」)
    2. 後続の5つのフレームすべてを選択して,「同じ位置にペースト」(← バーメニューの「編集」)



    3. 後続の5つのフレームの画面の「0」を,「1」「2」「3」「4」「5」とする。



    4. 第1フレームでは「戻る」ボタンは不要なので,これを選択して削除する。
      第6フレームでは,「進む」ボタンを削除する。



    5. ムービーファイルと,ムービーを表示する html ファイルを書き出す。

      「パブリッシュ設定...」を選択



      つぎのように設定



      「パブリッシュ」を実行。



      ムービーファイルと html ファイルが,button.fla のある場所に並んで書き出される。



    6. 3つのファイルをつぎのように配置する。



    7. これに対応して,index.html の中の「button.swf」への経路 (path) を修正する。──"button.swf" を "doc/button.swf" に変更。



    8. ブラウザで index.html を読み込むと,ムービーが表示される。