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『美唄市史』,1970. pp.558,559
昭和3年,日本石油株式会社から炭鉱経営を引き継いだ三井鉱山は,翌4年から選炭機や輸送線などの工事を開始した。
この工事は昭和6年に完成し,輸送線は国鉄に移管され,函館本線の支線として12月1日付けで南美唄駅が開設され,美唄駅長の管理するところとなった。
南美唄駅は,一般貨物の取扱駅であったが,昭和19年1月5日,一般駅に昇格し,一般貨物のほか旅客輸送も開始された。
同線は昭和33年5月からディーゼル化され,現在にいたっているが,三井鉱山の閉山とそれに伴う地域人口の減少により大きな影響を受けている。
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