4月15日,厚労省クラスター対策班が「対策ゼロなら40万人死亡」を発表する。
翌日,政府はこれを受ける格好で, 「全国自粛」を宣言する。
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読売新聞, 2020-05-26
首相の決断 菅氏不在
その発言に、出席者は驚きを隠せなかった。
「宣言を全都道府県に拡大すればいいじゃないか」
新型コロナウイルスの感染拡大で、首相の安倍晋三が4月7日に7都府県に緊急事態宣言を発令した直後、関係省庁の閣僚や次官らを首相官邸の首相執務室に集めた連絡会議でのことだ。
会議は1月下旬から連日のように開かれ、安倍がしばしばトップダウンで指示を出す場でもある。
この日は、宣言の対象外となった愛知県などから相次いだ不満の声に対する善後策を練っていた。
官房長官の菅義偉も安倍の発言にあっけにとられた一人だ。
菅は政府が対応を厳しくしすぎれば、国内経済をまひさせると考えていた。
しかし、当初は反対だった菅も、結局は折れた。
安倍は自らの言葉通り、4月16日、全都道府県を対象とした宣言発令に踏み切る。
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安倍が2月下旬に学校の一斉休校を打ち出した際も、菅は蚊帳の外だった。
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よくよく吟味すべし。
戦争とは,こんなふうに簡単に起こるものなのである。
一人のはったりの言みたいなものからも,戦争は起きるのである。
複雑系科学の謂う「創発 emergence」である。
戦争は,パニック時──ひとが思考停止状態になるとき──に起きる。
このときは,政治も思考停止状態になる。
そしてその政治は,少人数によって動かされてしまう。
その少人数は,状況を戦争で解決しようとする者たちである。
この戦争は,「終わらない戦争」になる。
人間は変わらない。。
ゆえに,「馬鹿な戦争をやったもんだ」は繰り返される。
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