Up | WHO禍 : 要旨 | 作成: 2020-08-13 更新: 2020-08-13 |
日本のマスコミは,反権力を立場にしているつもりでいても,底無しの権威主義である。 権威と定めたものにとことん追従し,自縄自縛の深みにはまってていく。 このマスコミが「新型コロナ」で権威のてっぺんに位置づけているのが,WHO である。 読売新聞の「提言」なんぞは,無批判に WHO に追従したものである。 WHO は,指導を求める先ではない。 WHO は,インテリジェンスの集まったところではない。 WHO に見るべきは,これの利権体質である。 WHO の「100年に1度の危機」のメッセージは,実際のところ,アメリカに向けられている。 トランプは,5月30日に WHO との関係打ち切り表明し,7月8日に WHO脱退を国連に正式通告した。 アメリカ国は,WHO の最大出資者である。 WHO は,アメリカ国からの出資を失うわけにはいかない。 WHO脱退の手続きには最短で1年かかる。 そして民主党大統領候補のバイデンは,WHO への再加盟を主張している。 WHO は,なんとしてもバイデンに勝ってもらわねばならない。 そこで,「100年に1度の危機」キャンペーンとなるわけである。 そして,「薬・ワクチン」。 風邪 (インフルエンザおよびコロナ) の「薬・ワクチン」は,騙しである。 この騙しが,巨大利権を形成している。 WHO はこの巨大利権の広告塔になっている。 「ワクチン開発に 1000億ドル以上が必要,各国はさらなる資金資金を!」というわけである。 日本のマスコミは,この WHO にまったく無批判である。 「100年に1度の危機」「政府と社会の一体的な取り組みで感染を制御できる」をそっくり信じ,キャンペーンする。 ただの風邪も,マスコミにかかれば「100年に1度の危機」に昇格する。 風邪感染が「政府と社会が一体的な取り組みによって制御するもの」になる。 ひとはマスコミのキャンペーンに騙される。 できるはずのない<風邪感染を取り締まる>に,自分の生活・生業を傾ける。 こうして,自分で自分の生活・生業を壊していく。 「馬鹿な戦争」は,自分がやっている分にはわからない。 「馬鹿な戦争」のしくみは,<みなが騙される>である。 「馬鹿な戦争」が自分のやっている分にはわからないのは,この中で自分は騙されている者だからである。 日本は,WHO が振る旗に熱中する。 足下を見ず,旗の後をついて走る。 そして,崖から転落する。 「世話ねえや」というわけである。 |