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6.2 「形」の学習法



 「形」の学習は,「わかる」を核として「できる」がそこから自ずと生成されるという具合に進むのでなければ,破綻する。すなわち,この学習法を遂行できない者は「形」の学習に敗北する。

 「わかる」を,「生成のパワー」と考えるとよいだろう。種々雑多な「ノウハウ」は,一つの本質の異なる現れ(見かけ)である。「わかる」は,「本質把捉」のこととして,そこから生成される種々雑多な「ノウハウ」の求心力となり,またそれらを制御する力となる。

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