Up | 本論考の立場 :「数学を」(実質陶冶) で一般陶冶」 | 作成: 2009-11-17 更新: 2011-08-13 |
「学校数学から出発して出口論に向かう」では,「数学を勉強して何の役に立つ?」の問いに対する答えは,(さきのa, b, c のようではなく) つぎのようになる: また,「出口論から出発して学校数学に向かう」に対しては,つぎのように問題をとらえることになる:
「実体がない」とは,ことばに具体的指導課程が対応していないということである。 ことばを操っていると,そうとは知らずに実体のない話をつくってしまう。 出口論は,ことばの世界で独り歩きする──<無意味>の独り歩き。 無意味な文言の課題を立てそして,「無意味」と「難しい」が混同される。 しかも,社会は,この実体のない話に逐一そして過剰に反応していく。 |