- 「1次関数」の意義は,「変化の仕方が一定な関数」,言い換えると「導関数が定値関数となる関数」です。
- 例:
自動車がスタートしたときから, |
速度一定の場合 |
加速度一定の場合 |
速度と移動距離
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加速度と速度
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一般に,正逆二方向の直線運動では,つぎのようになります (ある時刻を基準にとって,この時刻の前後を示したもの):
速度一定の場合 |
加速度一定の場合 |
速度と移動距離
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加速度と速度
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- 「1次関数」を「比例関数」の拡張と見ることは適当でありません。
比例関数(数の集合の間の関数として)は,量の「準同型」から導かれたものです。一方,「1次関数」の意義は「変化の仕方が一定な関数」です。