また,<平面上方向自由な量>の和は,つぎのように決められました:
<平面上方向自由な量>の比である複素数には,2つの表現方法がありました:
(1) 回転角度θと大きさの倍dの組 (θ, d)
(2) a+bi
複素数の求積では (θ, d) の表現が便利ですが ( 複素数の求積公式),求和の場合はa+biの表現が便利になります。
実際,
(a+bi) + (c+di) = (a+c) + (b+d)i
注意 : |
上の公式には3種類の「+」があります:
(1) 複素数の表記の「+」
(2) 複素数の和の記号「+」
(3) 複素数の構成に使われた既知の数の和の「+」
すなわち,つぎのようになります:
(a+bi) + (c+di) = (a+c) + (b+d)i
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