Up
論考のねらい:出口論主流現象学
作成: 2009-11-21
更新: 2010-11-11
本論考は,学校数学出口論主流の本質・意味を考察しようとする。
出口論主流は,数学教育の内側から見ていたのでは,これの本質・意味をとらえることができない。 (例えば「学校数学出口論主流と学校数学 (指導課程) の関係を明らかにする」のような視点は,まだ数学教育の内側にいることになる。)
数学教育の外にいったん出て,視界がつぎのようになる視座をもつ必要がある:
・出口論主流が<現象>として対象になる。
・出口論主流の思考・発想の<類型>の理由 (why) が対象になる。
本論考は,この視座から出口論主流を考察しようとする。