「エネルギー → エントロピー」の関数を実際に求めるとき,つぎの形の関数が現れる ( 「エントロピー弾性」):
S(n) = ー(p(n) log p(n)+(1ーp(n)) log(1ーp(n))), p(n) =n/N
この関数は「エントロピー関数」と呼ばれる。
関数Sは,つぎの関数がこれの雛形になる:
y=x log x + (1ーx) log (1ーx)
この関数のグラフを,ここで求めておく:
先ず,つぎが y=x log x のグラフ:
y= (1ーx) log (1ーx) は,つぎの3つの関数を順に合成したもの:
x├─→ xー1
x├─→ ーx
x├─→ x log x
よって,y= (1ーx) log (1ーx) のグラフは,y=x log x のグラフを y軸で折返し,そしてx軸の正方向に1ずらしたもの:
こうして,つぎが y=x log x + (1ーx) log (1ーx) のグラフになる:
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