- 漏斗+ガーゼ+ゴム管+ピンチコック+電球
(青木(2005), pp.33-35 より)
- 漏斗の下口にゴム管をつける
- ピッチコックを2つ,ゴム管の上下につける
- 漏斗の底に,ガーゼを1枚敷く
(土の粒はガーゼにひっかかって下に落ちてこないが,虫はガーゼの目を押し広げて下に落ちてくる。)
- 土,落ち葉,コケ・地衣類などを漏斗に入れる。
- 水を静かに注ぎ込み,サンプルの上まできたところで止める。
- 電球をつける。
- 振動を与えないように静かに1, 2日間放置。
[追い出された虫は,上方のピンチコックのすぐ上のところに集まっている]
- 上方のピンチコックをゆるめて水を下に落とす。
──虫は下方のピンチコックのすぐ上のところまで落ちてくる。
- 上方のピンチコックを締める。
それから下方のピンチコックを弛め,水 (この中に虫が集まっている) を受け容器 (ペトリ皿) に落とす。
- スポイト (ピペット) で吸い出し,顕微鏡で観察。
- ペットボトル+茶漉し+ガーゼ
(いきもの総研「作ってみよう!ベールマン装置」より)
- 500mlペットボトルを上から**cmくらいのところで切る
──上部分が漏斗,下部分が台,になる
- 上部分を逆さにして、下部分にはめる
- 上部分に茶漉しをのせる
- 茶漉しの底に,ガーゼを1枚敷く
- 茶漉しに半分たまるくらいの水を入れる
- 茶漉しに,土,落ち葉,コケ・地衣類などをいれる(水に全体がつかるようにいれる)
- 数時間おく。
- ペットボトルキャップの部分に溜まった水を,ペトリ皿に移す。
- スポイト (ピペット) で吸い出し,顕微鏡で観察。
- 参考文献
- 青木淳一
- だれでもできるやさしい土壌動物のしらべかた
- 土壌動物学──分類・生態・環境との関係を中心に
- 日本土壌動物学会[編] : 土壌動物学への招待──採集からデータ解析まで。
- 参考Webサイト
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