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「移行期間=教員養成課程の存在スペースを潰していく期間」
ではない
作成: 2005-06-16
更新: 2005-06-25
「移行期間」では,旧課程に対し従前の教授/学習条件を保障することになっています。
「移行期間」で旧課程において生じる/生じてよいことは,学生数および各科目の受講生数の減少,これのみです。
「移行期間=旧課程の存在スペースを潰していく期間」ではありません。
旧課程の存在スペースを潰してよいのは,
旧課程が終了してから
です。
岩見沢校では,この前提に対する認識が危ういところで,事態が推移しようとしています。
岩見沢校では,「移行期間」の意味について,根本的な錯認があります。
現に,岩見沢校では,「本館改修」という形で,「移行期間=教員養成課程の存在スペースを潰していく期間」になろうとしています:
「移行期間=教員養成課程の存在スペースを潰していく期間」の当然視。
このような雰囲気の醸成。
「移行期間=教員養成課程に迷惑をかける/かけてよい期間」の当然視。
このような雰囲気の醸成。
特に,
「本館改修による現施設撤去」の当然視。
このような雰囲気の醸成。
「岩見沢校内の空き部屋の利用,三笠市の廃校になった学校の空き教室の利用(学生のバス移送)」の当然視。
このような雰囲気の醸成。
しかし,これらは「移行期間」を名目としてやってよいことではありません。
やってはダメなことです。
「公論に問う」をやってみれば,ダメなことがわかります。
やろうとしていることの中身がわかれば,文科省もストップをかけねばならないようなことがらです。
もちろん,わたしたちは,当事者として,「やってはダメなことをやる」を進行させてはなりません。
このことで共犯関係をもってはいけません。
岩見沢校の中で「まあ,そんなもんだろう」と思っていることは,外の常識ではありません。
岩見沢校構成員は,いま一度「移行期間」の意味を再確認し,やってよいこと・やってはならないことの見分けをきちんとつける必要があります。
「企業/組織犯罪」の視点から (2005-06-25)