Up | 詭弁のつけが回ってくる形 | 作成: 2011-04-05 更新: 2011-04-05 |
政府・マスコミ・学者は,当初,放射線量の安全性を強調することをした。 このときの論法が,つぎの異種のものを比べてみせるというものである: 年間積算安全基準値を,数十から100ミリシーベルトの大きさで語る。 そして,つぎのように言う:
これは,<時間と放射線量の比例関係>と<放射線量>を比べるというトリックを使ったわけである。 そして,危険と考える向きを退けるために,「風評」のことばを使う。 しかし,この詭弁は,《住人がこれを主体的に自ら使うようになる》という形で,つけが回ってくることになる。 この主体的行動とその論理を阻むことのできる者は,いない。 実際,この主体的行動とその論理を阻むことができるのは,詭弁を使った政府・マスコミ・学者からの「あの言い方はおかしかった」の言であるが,彼らは既に引っ込みがつかない格好に自分をしている。
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