Up 数学教員養成コースの設計方法 作成: 2008-06-04
更新: 2011-10-20


作 業 中

  導 入

 0.1 序
 0.2 本論考の目的


第 1 部  学 部

1. 到達度目標

 1.0 要旨

 1.1 「改革」の風潮に対して
 1.1.1 スーパーマン養成とはならない
 1.1.2 「制度か?人か?」では,人

 1.2 到達度目標の考え方
 1.2.1 学生には,せいぜいこの程度」を考える
 1.2.2 大学が担当する分」の考えを明確にもつ
 1.2.3 大学の担当:主題研究の方法と授業設計の論理

 1.3 到達度目標
 1.3.1 コースが設定する到達度目標
 1.3.2 各科目が設定する到達度目標


2. 学生の初期状態

 2.0 要旨

 2.1 数学教員養成コースに対する想い
 2.1.1 コースに対する想い
 2.1.2 授業に対する想い
 2.1.3 自己研鑽についての思い・覚悟

 2.2 数学教員という職業に対する考え方
 2.2.1 授業に対する想い
 2.2.2 専門性についての考え方


3. 数学専門科目

 3.0 要旨

 3.1 数学専門科目が設定する到達度目標
 3.1.1 主題の理解

 3.2 必須指導内容
 3.2.1 論理の基礎
 3.2.2 線型変換 (「行列」) の意味
 3.2.3 微分積分の意味
 3.2.4 「同型」の概念 (数学的方法)


4. 数学専門科目の失敗授業

 4.0 要旨

 4.1 学生がどうなっているのが失敗授業か?
 4.1.1 さっぱりわからない状態でいる
 4.1.2 意味があること・意味を考えることを知らない
 4.1.3 勉強の仕方がわからない

 4.2 失敗授業の影響
 4.2.1 学生が専門科目履修を最低限で済ます

 4.3 専門数学の授業は失敗授業になりやすい
 4.3.1 「形式化・一般化・拡張」の方法論

 4.4 失敗授業にしないための指導法
 4.4.1 学生の理解状態をつかむ
 4.4.2 意味 (絵) を教える
 4.4.3 意味 (絵) を考えさせる
 4.4.4 <一般>から始めるのはダメ
 4.4.5 勉強の仕方を教える


5. 数学教育科目

 5.0 要旨

 5.1 算数科教育法
 5.1.1 授業内容
 5.1.2 授業方法

 5.2 小学算数
 5.2.1 授業内容
 5.2.2 授業方法

 5.3 中学数学科教育法
 5.3.1 授業内容
 5.3.2 授業方法

 5.4 高校数学科教育法
 5.4.1 授業内容
 5.4.2 授業方法

 5.5 数学教育ゼミ
 5.5.1 授業内容
 5.5.2 授業方法
 5.5.3 卒論指導


第 2 部  大学院修士課程

6. 修士課程の意味

 6.1 「修士」に関する法的規定
 6.2 修士課程に入る目的
 6.3 修論を書く意味


7. 教育の内容と方法

 7.0 要旨

 7.1 到達度目標
 7.1.1 コースの到達度目標
 7.1.2 「課題研究」の到達度目標

 7.2 教育内容
 7.2.1 基礎 :「主題研究・授業設計」の方法
 7.2.2 修論作成

 7.3 ガイダンス用テクスト
  『「卒論/修論作成」指南』
  『教員養成課程学生の勉強 (学問ノススメ)』

 7.4 教育方法
 7.4.1 指導案作成・模擬授業
 7.4.2 知見の収集・構成


8. 学生の問題

 8.0 要旨

 8.1 誤解して大学院に入ってくる
 8.1.1 「自分は何をしたい」がない
 8.1.2 恋に恋する構造
 8.1.3 エスカレータに乗る感覚
 8.1.4 覚悟の必要を知らない

 8.2 挫折・ストレス
 8.2.1 挫折・ストレスは修行の要素
 8.2.2 挫折・ストレスに対する免疫・抗体がない

 8.3 指導教員との相性問題
 8.3.1 出会い頭的な担当貼り付けは危ない

 8.4 泣く学生の問題
 8.4.1 「学生が泣く」は,<虐待>問題に

 8.5 アブナイ学生
 8.5.1 ストレスは,アブナイ学生をつくる
 8.5.2 アブナイ学生は,<修了>で送り出すしかないか?

 8.6 学生サポート
 8.6.1 「学生サポート」の構造矛盾


  おわりに

 9.1 結語